Saymeです。
母が嫌いな理由を書いて、
ある程度まで書いたら、少しはすっきりすると思っていましたが
逆に毒にやられてしまい、
ここ3か月ほど、病気、怪我などで
なかなか書き進めることができなくなっていました。
これも母親の最後の抵抗?呪い?だったのかもしれないですね。
そうこうしているうちに、
母はコロナ渦で、特養の施設での面会が10か月もできず、
私には良かった(^^)のですが、
自分のわがままを聞いてくれる人が誰もいなかったせいか、
認知症がずいぶん進みました。
先日、アクリル面接10分 というものに
予約をして、再会した時には、
私だけでなく、娘(彼女の孫)の顔も名前も
わかりませんでした。
10か月でここまで進むなんて・・
とちょっとびっくりしましたが、
施設の方でも人が足りないでしょうし、
話しかけることもほとんどないのでしょうね。
私のこと、
「よく似ている人を知ってる・・」と言っていました。
娘なのにね。。(笑)
私の娘はかなりショックを受けて涙を溜めていましたが、
私はこのほうが彼女にはいいのだと思います。
誰かが嫌いとか、髪を染めたいだとか、
甘いものが食べたいだとか・・
拘束バンドが嫌・・ということすら
もうわからないのですから。
以前までのお話
Saymeのルーツ【母が大嫌い】な理由すべてお伝えします!その10はこちらから
さて、ここからは
Sayme の お金に関する歴史の始まりです。(^^)
昔の話に戻ります。
私が独立して一人暮らしを始めた頃のことです。
父の実家は京都にあり、
私は大阪で働くことになったので
しばらく叔母(父の妹)の住んでいる京都から
通うつもりで住み始めました。
同じ駅の東口、西口 で 歩いて行ける距離でした。
もともと私の生まれ故郷でもあり、
歳の近い、仲良しの従兄弟たちもいるし
なんとなく、どこかで
親が心配しないように・・っていうのも
働いていたと思います。
(そういうところが
私の優しい部分です・・
自分が親だったら・・って、その頃も
そういうこと考える子でした)
叔母は
京都人ですが
さっぱりしていて・・というか
私と気性がよく似ていて、
その叔母が料理が上手で
いつも、会社の帰りに寄って
一緒にビールを飲んで
ごちそうになって帰宅したりしていました。
目の前で
ぱぱっと手早く
美味しい料理ができるのを見ながら
楽しいおしゃべりをするのがとっても楽しかったです。
今の自分の料理スタイルも
呑みながらちゃっちゃと作る感じなので
よく似ています。
その叔母にある時、
言われたのですが、
「あんた、若いのに
その「お金がない」っていうの、口癖になってるよ!
やめなさい!!お金が逃げていくよ!!」と
言われました。
自覚もなく、「お金が無い」って言っていたのか!?
!?と
びっくりしました。
それから数年後だったか、
叔母に、「あんた、「お金が無い」って言わなくなってから
ずいぶん経つけど、ちゃんと守ってて、エライなーって思ってた。
憎くて言ったんじゃないからね。
自慢の姪や。」と
褒められました。
なんというか、
ホントは叔母の家の子だったら良かったなって
心から思いました・・・。(笑)
親元を離れて一人で生活するようになってから3年が経とうという頃でした。
その時、ようやく
嫌いだった母の呪文が溶けてきたような気がします。
それと同時に
それまでももちろん、給料の中でやりくりはしていましたが
ただ、お金を使い必要なものを買ったり食べたりするだけの
自覚しかなかったものが、
本格的に 自分のお給料の中で、
単なる必要経費だけでなく、ボーナスや社内預金で貯めたものを運用して
更に増やし、自分のためになることに使おう!って
思うようになりました。
具体的にいいますと、
その頃私の勤めていた会社には社内預金というのがあり、
経理の人にお給料の中から、自動的に4万円を社内預金に入れてから
残りを銀行に振り込んでもらうようにお願いします。
(申請用紙に記入するだけ)
この社内預金は、その当時の普通の銀行の定期預金より利率が良かったのです。
確か、4%でした。
(当時の銀行の定期は3.14%でした。今はたったの0.01% (笑)(笑))
仲良しの経理課の先輩がいて、社内預金はどのくらいの金額設定がいいか
質問してみたところ、
当時の私の生活費を引き、毎月のちょっぴりの贅沢(外食や洋服を買ったり映画に行ける程度)
ができるくらいのぎりぎりの分を差し引くと4万は貯金できるよ!と言われたのでその金額に
決めたのですが、
これが、とても良かったのは、
『いつでもおろせる』と思っていても、
申請用紙に記入して経理課の人に提出するまでの間に
「あと少しで給料日だし、がまんできるかな?」という気持ちになれるくらい
ちょっと手続きが億劫なのですね。(^^)
そうやって、1か月、1か月と過ぎていくうちに
1年経つと、それだけで48万円です。
プラス、夏と冬に30万円くらいずつのボーナスがあり、
1年で108万円貯まるわけです。
でも、毎年、ハワイやグアム、香港などの近場の旅行
(これはリフレッシュの必要経費です)や、
1度は、長い休みをもらってニューヨークに
3か月の語学留学&ホームステイなども経験できました。
このニューヨークステイにより、大きな刺激を受けて
先の海外生活に向けての希望ができ、
私の人間として、それから、お金の知識について
の成長が始まりました。
続く・・