新しい施設へ
前回は大腿骨骨折までの
ことを書きました。
大腿骨骨折により
それまでの施設は
要介護2くらいまでで、
自分で自分のことがある程度できる人が
入所できるところだったため、
認知症が進み、しかも骨折となってしまった
自分のことができなくなっている
母のような状態では
自分での生活が困難と判断され
ステップアップの道へ進まざるを得ない状況になりました。
次が見つかるまでの一定期間は戻ってもいいとの
事だったのですが、
予約を入れていた次の施設の空きが出るまで
という約束だったので、
たまたま戻らずに直接移動することができました。
特別養護老人ホームとは
特別養護老人ホームというのは
要介護3以上の人が入るところです。
骨折の回復はちゃんとしましたし、
転院先のリハビリ病院では
リハビリ専門だけあって、
毎日、カリキュラムが組まれ、
日常の軽い運動や、筋肉が衰えないような
トレーニングやマッサージなど
とても丁寧にやってくれます。
けっこうな運動量のようで、
夜、寝ると一度も目覚めずぐっすり。
普段は運動量が少なく
しょっちゅう目が覚めて
良からぬことを始めるので
厄介なので、その時はとっても良かったです。
が、食事代は別ですし、
前の施設の食事代以外、
家賃などはそのままかかっているので、
オーバー分は貯金から
どんどん減っていきます。
お洗濯も家族がしなければならないので、
毎週土曜日に洗濯物を取りに行き
家で干し、
日曜日に持っていく
これだけで私のお休みも半分無くなります。
移動先を2か月の間に探さなければなりません。
このまま一生面倒を見てもらえないのです。
要介護3とは
介護度が3というと、どの程度のものか・・
ということがなかなかわからないのですが、
申請をして、自治体の職員が面接などで
判断することになっています。
母より程度が良くても、要介護5になる人もいれば
母程度で、また介護2の人もいるとのこと。
タイミングや、職員の主観によること
が多く、とてもあいまいです。
母は、以前の施設で
さんざん迷惑をかけたと思いますが、
要介護1のまま、引き上げられていませんでした。
これも、施設の人の判断で
次回何かあれば申請しましょうと
思っていたとのこと・・
こんなところもけっこうずさんですよね。
うまくいけば、
(例えば母が転倒して骨折しなければ
そのまま居座ることもできたり
それが施設の利益になったりも
したのでしょうね。)
4年弱を過ごしましたが
いい加減、疎まれて、
しかも
もうごまかしが効かなくなっていたということです。
コロナのおかげ??
さて、それから
現在のところへ引っ越し、
ここはおむつも買わなくていい、
(すべて経費に含まれる)
病院にも連れて行かなくていい・・
(先生の往診あり)
私、そろそろ救われる??
更に!!
引っ越して年越し。
お正月に家族で
お寿司屋さんに連れて行き、
ケーキの美味しいお店でお茶をし、
外出終わって、送りました・・
それ以降
現在に至るまでの8か月間
コロナのおかげで会わず・・・
やったー!!
と思うでしょ?
残念です。
母はやっぱりわかっているのです。
私を喜ばせないために
いろいろとやってくれるのです。
その8へ